産学連携/地域連携
ライフサイエンス分野の
研究/開発(医療機器/DX)
地域の方々と専門家との共創で、
日本の医療のミライを生み出す。
motomachi GAUDI
motomachi GAUDIについて
新分野開拓を目指す企業・医療機器事業者・医療従事者・区民のコラボレーションを通して、新たな医療開発の種を創出するオープンイノベーションスペースです。会話が自然に生まれるようにデザインされた「オープンスペース」のほか、特徴的な場として、アイデアを検証・具現化するための「グローバルシミュレーション室」および「未来工作室」なども完備しています。多様な立場や視点による意見が有機的に結び付き、新たな発想が広がる共創の場を提供します。

GAUDI・エンタープライズ
副機構長
MISSION
ライフサイエンス分野の研究開発を促進し、シーズ社会実装に貢献する
VISION
医療機器の街文京とともに新たな技術や価値観を融合させ、イノベーションを創出する

Missionを実現するための3つの取り組み
医療機器産業が集積する東京都文京区に設置されるmotomachi GAUDIは、新分野開拓を目指す企業・医療機器事業者・医療従事者・区民の共創の場として、この地からライフサイエンス分野のイノベーションを創出し技術やアイデアを社会実装に繋げ、地域産業の発展に貢献していきます。
- ライフサイエンス分野への新分野開拓を目指す企業が開発しようとするシーズのイメージを具体化する
- 医療従事者が日々の臨床で着想した医療機器のアイデアを具体化する
- 企業などが保有する未活用の特許を活かした製品開発のアイディアを具体化する
施設紹介


▲オープンスペース
開放的なカフェのような空間で活発なコミュニケーションが自然に生まれるような環境となっております。スクリーンも3面あり、産学官民連携などによるセミナーやネットワークキングなど各種イベントを行えます。


▲未来工作室
基本工具から3Dプリンターまで幅広くそろえた器具・設備によりアイデアを早期に具現化することで、ニーズを踏まえた開発や改良が可能となります。


▲グローバルシミュレーション室
通常立ち入ることが難しい医療現場をリアルに再現しており、
プロトタイプやデモ機の検証を行うことができます。
臨場感のある環境だからこその課題抽出やアイデア構想にご活用いただけます。


▲個室ラボ
順天堂大学と共同研究活動等を行っている企業・団体や順天堂大学発スタートアップ企業が利用できます。個室ラボ利用者の研究開発テーマをさらに発展させるための学内研究者との交流会など、さまざまなご利用シーンが想定されます。
お問い合わせ
学校法人順天堂 順天堂GAUDI・エンタープライズ機構
motomachi GAUDI 事務局
次のホームページよりお問い合わせください。
https://motomachi-gaudi.juntendo.ac.jp/#contact
午前9時〜午後5時
AIインキュベーション
ファーム
AIインキュベーションファーム
とは
AIインキュベーションファーム(通称: aif)は、医療データ利活用のための統合基盤を構築し、その上でAI(人工知能)、IoMT、デジタルヘルス領域における最先端研究を加速させる研究センターです。
私たちの活動は、順天堂大学が誇る「豊富な健康医療ビッグデータ」と、現場を深く理解する「臨床家の集合知」、この二つを両輪として駆動します。私たちは学内外の知恵を結集し、最先端のAI技術を地域課題の解決や産業連携に応用することで、豊かな地域社会の実現に貢献します。

総合診療科学 教授
aifの主な活動の柱
aifは、以下の3つを活動の柱としています。
- 信頼性の高い医療データ利活用基盤の整備
データの価値を最大化するため、品質管理と形式の標準化を徹底します。さらに個人情報保護や倫理的課題に配慮した厳格なガバナンス体制を確立し、誰もが安全かつ安心してデータを利活用できる基盤を整えます。 - 最先端の医療AI研究と人材育成
国内の大学・企業はもちろん、海外の研究機関とも連携し、世界レベルの医療AI研究を推進します。同時に、その知見を活かして次世代を担うAI人材を育成・輩出します。 - AIによる地域価値の創造
医療分野での貢献を核としながら、スポーツ、文化、アートといった多様な領域とAIを融合させます。これにより、人々のウェルビーイング向上を図り、地域全体の活性化に繋がる新たな価値を創造します。
お問い合わせ
AIインキュベーションファーム事務局
次のホームページよりお問い合わせください。
https://research-center.juntendo.ac.jp/aif/
スポーツ健康医科学
推進機構
スポーツ×医学の力で、
社会を変えていく
順天堂大学の両輪と言えるのが「医学」と「スポーツ」です。両分野がこれまで以上に有機的に結びつくことによって、新たな産学連携、地域連携、そして学内連携のプロジェクトが始まっています。健康総合大学を掲げる順天堂大学ならではの英知を集め、さまざまな社会課題の解決に取り組んでいきます。

スポーツ健康科学部・教授
機構が取り組む4つのテーマ
Health Promotion [スポートロジー・健康]
スポーツ医科学の知見を応用した疾病予防・改善効果を実践的に検証し、多くの人々が健康で豊かな生活を送るための取り組みを進めます。
Next Generation [子どもたち]
子どもたちにスポーツの楽しさや競技適性を認識してもらうことで、スポーツ習慣化の促進、体力低下の予防、さらに次世代アスリートの育成に寄与します。
Community Planning [地域・まちづくり]
大学の資源をコミュニティに還元し、健康増進・競技力向上・スポーツ従事者のキャリア開発を通じてまちづくりに参画します。
High Performance [競技力向上]
新しい指導法や器具開発によるアスリートの競技力・コンディショニングの向上のために、多角的な医科学サポートを実践します。
機構が取り組むプロジェクトの例
オリンピック・パラリンピック等の国際競技大会で活躍できるアスリート・パラアスリートの競技パフォーマンスの飛躍的な向上を目指した研究や、将来のハイパフォーマンス科学研究を担う次世代の若手研究者の育成を推進します。
幼児期の運動習慣づくりは、体力向上はもとより、生涯のスポーツ習慣にも大きな影響を及ぼすといわれていますが、我が国の現状は十分とは言えません。本学では、発育発達学をはじめ、小児科学、理学療法学、心理学、運動疫学といった多分野の研究者・医師が集まり、この複雑な社会課題に取り組んでいます。スポーツ庁が実施する委託事業「幼児期からの運動習慣形成プロジェクト」のもとで、子どもたちの運動習慣と保護者のフィジカルリテラシーや生活習慣の関係などを調査するとともに、全国におけるこの分野の先進的な取組の推進に貢献していきます。
日本では、若い女性の過度なやせ志向や、「食べない・運動しない」生活習慣が社会課題となっています。本学の研究では、若いやせた女性は将来の糖尿病リスクが高いことがわかってきました。合わせて、ダイエット経験の有無で体型認識や運動・食習慣等が異なることが判明しました。このような現状から、運動習慣があまりない女性に向けたエクササイズ動画を制作して発信をしています。さらに今後は、ボディイメージについての正しい情報発信に、科学的見地から取り組んでいく予定です。
本学では、2020 年から千葉ロッテマリーンズに対してチームドクターの派遣、選手の体力測定などの支援を行っています。また、2021 年からは読売巨人軍と連携し、チームのコーチングスタッフや栄養士と本学の研究者・医師による定期的な会議の機会を設け、選手のコンディショニング向上に貢献しています。地域のプロスポーツチームに対し、スポーツ医科学の最新の技術や知見を用いてこれからもサポートを続けていきます。
お問い合わせ
スポーツ健康医科学推進機構(JASMS)事務局
Mail jasms@juntendo.ac.jp
スポートロジーセンター
スポートロジーとは
スポートロジー(Sportology)は、単なる”スポーツ医科学”ではなく、身体活動をキーワードとして関連するさまざまな専門分野の深化と統合を目指す新たな学問領域です。
スポートロジーセンターでは、哲学も含め、脳科学など種々の基礎・臨床医学などの最新科学を有機的にブレンドし、疾病の発症予防や治療など、新規の academic backgroundを形成することを目指し、研究を推進しています。

代謝内分泌内科学・特任教授
研究内容
スポートロジーセンターでは「健康寿命の延伸」を目指した研究を進めるために、3つのプロジェクト:メタボリックシンドローム予防、脳機能障害予防、ロコモティブシンドローム予防、およびバイオマーカー解析チームで研究を推進しています。また3つのプロジェクトの専門分野を生かした共同基幹研究を推進しています。
メタボリック
シンドローム予防
脳機能障害予防
ロコモティブ
シンドローム予防
バイオマーカー解析
共同基幹研究
- スポートロジーセンター コアスタディ
非肥満者の代謝血管障害の病態を明らかとすることを目的とした研究 - 文京ヘルススタディ
認知機能・運動機能などが「いつから」「どのような人が」「なぜ」低下するのか?
「どのように」早期の発見・予防が可能となるか?を明らかにするコホート研究 - 痩せた女性研究
痩せた女性の実態やそれに起因する病態を明らかとすることを目的とした研究
主な研究設備
- MRIシステム(AIRIS Vento)
- ヒューマンカロリーメーターチャンバーシステム(FHC-20S)
- 二重エネルギーX線吸収測定装置(DiscoveryA型X線骨密度測定装置)
- 多用途筋機能評価運動装置(BDX-4)
- 全身持久力測定機器(エアロバイク 75XLⅢ)
- 圧力分布測定装置(プレダス MD-1000)
- シート式下肢荷重計(ウォークWay MW-1000)
お問い合わせ
スポートロジーセンター事務局
TEL 03-5802-1327 / Mail sportology@juntendo.ac.jp
午前9時〜午後5時